クイズの質に思う

クイズを作問した事がある人なら解ると思いますが、
「ぜひとも正答してもらいたい」という気持ちで作問していますよね。

「このポイントで押して正解してくれたら最高だなあ」と作った問題が
ものの見事にそのポイントで押して正解してくれた時は作者冥利にもつきますし、
逆に全然ポイントじゃない所で押されて誤答された時は悲しい気持ちにもなります。

ＡｎＡｎで出題される早押しクイズは数だけ増やしての粗製濫造という所もありますが、明かに「陥れてやろう」という悪意しか感じられない問題がとにかく多いと思います。

たとえば、５つの答えのうち１つを答えさせる問題。

実際には違う問題ですが、例としてこんな問題がありました。

新体操で使われる５つの手具とは
リボン、フープ、クラブ、そ／してボールと何？

読ませ押しする方を陥れてやろうという魂胆が見え見え。

 

語文問題では格言問題で　　何の何　問題がとにかく多い。　これも先に解った人だけが馬鹿を見るいい例です。　リアルなんかでは全部読むもんだけど、問題数を増やしたいだけのためにわざわざ区切る。

例えば　一石何？　とか何二鳥？　とかのように四字熟語を無理矢理分解させる。
こんな問題見たことないよ。

 

あと、難しい事を知っていて馬鹿でも解るほうに振るのもいかがなものかと。
出身地が想像しにくい外国人の出身地を聞いた後で日本人の名前に振ってどこの国の人？なんてクソ問もクソ問です。

問題の質が以前にも増して低下しているように見えますが、プロのクイズ作家に校正してもらったほうがいいんじゃないの。セガさんよ。
そもそも分岐する問題を全て１つと考えると、総問題数っていくらなのさ？
１２万問を謳っていましたが実際は４～５万問程度なんじゃないの？と思っております。

 

先日、スポーツランカーの友人があまりにもひどい問題の乱発に嫌気がさしてＡｎＡｎ２引退してしまいましたが、このままだと引退する人ももっと増えるんじゃないの？と危機感を抱いています。